(味噌 その7)

○ 「麺屋 札幌 味噌ラーメン」(サンヨー食品)


 全国の有名なラーメンを届けてくれる麺屋シリーズから札幌味噌ラーメンの登場です。

 モチモチ太麺と北海道醸造味噌使用という文字が蓋に書いてあります。札幌ラーメンの特徴の一つである太麺がどのように仕上がっているのか楽しみです。

 お湯を入れて3分、液体スープを入れると甘くて酸味のあるような味噌の香りが漂ってきました。食欲をそそりますね。

 早速、スープを一口いただきます。香り同様に甘酸っぱい感じがするスープは割とあっさりとしているのでどんどん飲めちゃいます。

 具は挽肉、モヤシ、長ネギの3種類。それぞれが細かいのでスープや麺と一緒にいただくとトッピングのように味わえます。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。そして、ちょっと太めの麺はツルツルとしているので良い舌触りです。堅さの方はちょっと柔らかめですね。

 太麺と味噌の相性の良さと甘めのスープがとても印象的な一品。本格的な味噌の風味を気持ちよく楽しめました。



麺屋 札幌 味噌ラーメン1



麺屋 札幌 味噌ラーメン2



麺屋 札幌 味噌ラーメン3







○ 「ホームラン軒 みそ味」(加ト吉)


 一世を風靡したホームラン軒。そのみそ味の復刻版として登場したのがこれです。

 蓋に書いてある「この麺は油で揚げていません」という文字が歴史を語っています。いわゆるノンフライ麺が登場した頃に誕生したものなのです。

 お湯を入れて4分、液体スープを入れると芳醇な味噌のとても良い香りが漂ってきました。これは食欲をそそりますね。

 まずはスープを一口いただきます。ピリッと辛いスープなのですが熟成された味噌の味わいも感じることが出来ます。まさに大人の味ですね。

 具はキャベツ、ニンジン、コーン、モヤシ、ワカメの5種類。特にキャベツとコーンが良い味を出しています。ピリ辛のスープにピッタリです。

 麺は「油で揚げていない麺」。ノンフライ麺の走りの頃に表現されたフレーズです。食べてみると初期のノンフライ麺を思い出させてくれる食感ですね。

 初めて食べたときには「こんなに本格的なラーメンがカップ麺なのか」と思わせてくれた一品。復刻版もそのDNAをきちんと引き継いでいました。




ホームラン軒 みそ味1



ホームラン軒 みそ味2



ホームラン軒 みそ味3







○ 「凄旨 冬の背脂濃味噌」(ヤマダイ)


 蓋の雪景色と「冬の」といった文字から一瞬「冬のソナタ」かと思ってしまったのですが違いましたね。

 凄旨シリーズから登場した背脂濃味噌です。味噌は信州美麻高原蔵二年味噌を使用しているとのこと。正直、よく解りませんがドキドキしながらお湯を入れました。

 5分後に蓋を開けて麺をよくほぐし液体スープとレトルト具材を入れたら完成。いかにも熟成された味噌が入っているような香りが漂ってきました。

 まずはスープを一口いただきます。甘酸っぱい味噌の味にピリッと辛い唐辛子が混ざっているのに加えて背脂でコクが出ているといった感じ。なんとも美味しいですね。

 具はチャーシュー、メンマ、キャベツ、コーン、唐辛子の5種類。特にチャーシューはレトルト具材ということもあって脂ものっておりメチャウマです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。そして、味噌ラーメンにピッタリの太麺でコシもしっかりと残っておりしっかりと味わうことが出来ます。

 スープの完成度の高さと麺のコシの強さ、そして具の美味しさといった全てジャンルでかなり高水準の一品。さすが凄旨シリーズといったところでしょうか。



凄旨 冬の背脂濃味噌1



凄旨 冬の背脂濃味噌2



凄旨 冬の背脂濃味噌3






○ 「にとりのけやき 味噌ラーメン」(十勝新津製麺)


 札幌のすすきのにあるラーメン横町で人気がある店といえば「けやき」です。

 「値段に味が伴っていないんじゃないの?」といった店の多い中、地元の人でも素直に美味しいなと思える味噌ラーメンを提供してくれます。

 そんな人気のある店の味噌ラーメンがカップ麺になって登場しました。はたして、どのような感じに仕上がっているのかワクワクしながらお湯を入れました。

 4分後に蓋を開けて特製スープを入れてレトルト具材を乗せたら完成。熟成された味噌のとても良い香りが漂ってきました。

 まずはスープを一口いただきます。豚がベースとなっているスープに香り同様に熟成された味噌が入っている感じがします。とても美味しいスープですね。

 具は挽肉、メンマ、長ネギの3種類。特に挽肉とメンマはレトルトなので本格的な味わいとなっています。

 麺は氷結乾燥ノンフライ麺。ツルツルとした食感もさることながらコシの感じは生麺に近いものがあります。素直に美味しいと思える麺です。

 本場のラーメン横町の味を忠実に再現した一品。これさえあればいつでも何処でも「けやき」の味を楽しめることができます。



にとりのけやき 味噌ラーメン1



にとりのけやき 味噌ラーメン2



にとりのけやき 味噌ラーメン3







○ 「濃味一品 こってり味噌」(マルちゃん)


 油多め!味濃いめ!といったことが蓋に書いてあります。そして、背脂入りのまろやかな特濃ごま味噌スープということも。

 あっさりとした醤油や塩ラーメンも好きですが、こってりとした味噌ラーメンもとても大好き。もうドキドキしながらお湯を入れました。

 5分後に蓋を開けて液体スープを入れると熟成された味噌のほんのりと甘酸っぱい香りが漂ってきました。食欲をそそりますね。

 まずはスープを一口いただきます。脂が多い分、スープが冷めなくて良いですね。そして、何よりも濃厚なとても美味しくいただけます。

 具は挽肉、コーン、ニラ、ゴマの4種類。味噌ラーメンで欠かせない具といえば挽肉にコーン。いずれもきちんと抑えてあるのでとても嬉しいです。

 麺は幅広でややちぢれていますが、ツルツルとした食感があるので美味しくいただけます。麺のちぢれ具合はスープともよく絡みますね。

 こってりしているのですが、不思議とどんどん食べることができる一品。鰹の風味も併せ持ったスープがとても印象的でした。



濃味一品 こってり味噌1



濃味一品 こってり味噌2



濃味一品 こってり味噌3







○ 「行列のできる店のラーメン 特濃札幌旨脂みそトロスープ」(日清)


 全国のラーメンが美味しい地域をピックアップし続ける行列のできる店のラーメンシリーズ。今回の地域は北海道の札幌です。

 札幌といえば味噌ラーメン。しかもこってりとしていて熟成された味噌が印象的ですが、はたしてその味を再現出来ているのか。楽しみにしてお湯を入れました。

 4分後に蓋を開けて粉末スープと液体スープを入れると完成。熟成された味噌の香りが漂ってくるのに加えてこってりとしたラードの光景が目に入ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。見た目同様こってりとしたラードと濃厚な味噌スープが口の中で良い感じに混ざってくれるといった感じ。とても美味しいです。

 具はチャーシュー、メンマ、長ネギの3種類。特にチャーシューは分厚くて大きいの加えてとてもジューシーな味わいですよ。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。コシもしっかりとしていてスープともよく絡むのでとても美味しくいただけます。ツルツルとした食感も最高ですね。

 こういうラーメンを提供してくれる店があるなら行列に並んでも食べたいと思わせる一品。濃厚なスープなのですが飽きることなく最後までいただくことが出来ました。



行列のできる店のラーメン 特濃札幌1



行列のできる店のラーメン 特濃札幌2



行列のできる店のラーメン 特濃札幌3








○ 「隠れた名店 らーめん工房 味噌屋」(日清)


 日清さんが選んだ隠れた名店シリーズ第4弾。福島県郡山の磐梯熱海温泉にあるらーめん工房味噌屋さんの味噌ラーメンがカップ麺となりました。

 隠れた名店ということで初めて聞く店の名前なのですが、蓋に写っているラーメンの写真はとても美味しそうですね。これは食べるのが楽しみです。

 お湯を入れて4分、液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。熟成された味噌の香りが漂ってきて食欲をそそられました。

 早速、スープを一口いただきます。コクのあるみそ味がとても印象に残るスープです。脂や味噌のバランスもちょうど良くとても美味しいですね。

 具はチャーシュー、メンマ、モヤシ、長ネギの4種類。特にチャーシューは噛めば噛むほど味が出るような良い味付けとなっています。

 麺は幅広のちぢれ麺。札幌ラーメンのように黄色くて太めの麺はスープとよく絡んでとても美味しくいただけます。

 隠れた名店にしておくのは勿体ないと思うような一品。特に白味噌のスープは一度飲んだら忘れることができないくらいの美味しさです。




隠れた名店 らーめん工房 味噌屋1



隠れた名店 らーめん工房 味噌屋2



隠れた名店 らーめん工房 味噌屋3







○ 「凄麺 もやし味噌の逸品」(ヤマダイ)


 とことん凝ったアイデアで究極の味を追求する凄麺シリーズ。そのシリーズから登場したもやし味噌ラーメンです。

 シャキシャキとしたもやりとこだわりの濃厚味噌は入っているということでかなり本格的な仕上がりになっていそうです。ワクワクしながらお湯を入れましたよ。

 5分後に蓋を開けて液体スープを入れてレトルト具材を入れれば完成。熟成された味噌ともやしの香りが漂ってきました。食欲をそそりますね。

 早速、スープを一口いただきます。ピリ辛の味噌スープはとても濃厚で味噌の味が素直に表現されているといった感じ。とても美味しいスープです。

 具はモヤシ、ニンジン、長ネギの3種類。特にモヤシとニンジンはレトルト具材ということもあってシャキシャキとしていてとても良い感じとなっています。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。やや太めの麺は味噌ラーメンにピッタリでコシの強さやツルツルとした食感は好感度満点といってところでしょうか。

 スープに具に麺、どれを取っても本格的な一品。カップ麺でこんなに美味しい味噌ラーメンを食べることができるとは思いもよりませんでした。




凄麺 もやし味噌の逸品1



凄麺 もやし味噌の逸品2



凄麺 もやし味噌の逸品3









○ 「北海道味探訪 まろやか味噌ラーメン」(サンヨー食品)


 コクのある味噌スープに粉チーズのまろやかさが広がる。蓋にこのようなことが書いてあります。

 北海道といえば酪農王国。そして、日本の食糧基地と言われています。その北海道らしさを出すために粉チーズを採用したカップ麺の登場です。

 お湯を入れて5分、蓋を開けて液体スープを入れて粉チーズをふりかければ完成。芳醇な味噌の香りに粉チーズの香りが加わってとても美味しそうです。

 まずはスープを一口いただきます。意外とあっさりとしたスープに味わい深い味噌、そして粉チーズを入れたことによってまろやかさが加わったという感じです。

 具は挽肉、ジャガイモ、コーン、モヤシ、ニンジン、キクラゲ、アスパラ、キャベツの8種類。まさに北海道盛りだくさんといった感じが嬉しいです。

 麺はノンフライのややちぢれ麺。少し平型の麺はコシがあるとともにツルッとした舌触りがしてなかなか美味しいですね。

 たった5分で北海道を思いっきり味わえるといった一品。具にスープに麺、どれもこれも満足させてくれる完成度の高いカップ麺です。




北海道味探訪 まろやか味噌ラーメン1



北海道味探訪 まろやか味噌ラーメン2



北海道味探訪 まろやか味噌ラーメン3







○ 「赤の辛味噌 拉麺」(マルちゃん)


 キレのあるピリッと辛い赤のあじわい。蓋にこんなことが書いてあるのですが、「黒のこがし醤油拉麺」の姉妹品として登場しました。

 味噌ラーメンの醍醐味はスープと味噌のバランス。そして、それに加えてちょっとした辛さがあるというのも魅力的なのですが、このカップ麺ははたしてどんな感じか。

 お湯を入れて3分、蓋を開けて液体スープを入れてよくかき混ぜれば完成。味噌とゴマと唐辛子の混ざったなんとも食欲をそそる香りが漂ってきました。

 早速、スープを一口いただきます。味噌の酸味とゴマの香ばしさが良い感じとなっており、そのスープにちょっとした辛さが加わってキレもありますね。

 具は挽肉、キャベツ、キクラゲ、ゴマ、長ネギの5種類。特に挽肉とスープの相性がバッチリですね。まるでスープの調味料のように良く馴染んでいるといった感じです。

 麺はノーマルタイプのややちぢれ麺。そんなに柔らかくなりすぎず丁度良い固さをキープしてくれる麺はスープともよく絡んで美味しくいただけます。

 辛くて旨い味噌ラーメンを食べたい人にお薦めの一品。特に辛くてコクのあるスープは最後の一滴まで美味しくいただけました。本当に美味しかったです。



赤の辛味噌 拉麺1



赤の辛味噌 拉麺2



赤の辛味噌 拉麺3
























© Rakuten Group, Inc.